実施日:2025年9月20日(土)
場所:千葉県佐倉市 メイヴ畑・醸造所
都市の屋上から、フィールドへ。ワインづくりの原点を学ぶ日。
第1回の屋上植樹から約1か月。
MaeVinoのメンバーは、次なる学びの場として千葉県佐倉市のメイヴ畑を訪れました。
今年の奥沢Vineyardではブドウの収穫には至らないため、まずは「ブドウがどのように実り、どのように育まれていくのか」を実際に体験し、ワインづくりの始まりを肌で感じる一日となりました。
佐倉の大地で、“本物のメイヴ”を収穫
集合は午前10時30分。
秋の気配を感じ始めた佐倉市のメイヴ畑には、陽光に照らされて輝くブドウの房がずらりと並んでいました。
剪定ばさみを手に、1房1房を丁寧に切り取っていく作業は、想像以上に集中力を要します。
1時間半ほどの収穫作業を通じて、参加者はメイヴの果皮の厚さ、香りの豊かさ、陽に透ける果実の色など、五感を通して“ぶどうそのものの力”を感じ取りました。それぞれの手で収穫した房は、まさに未来の都市ワインの原点ともいえる存在でした。


食卓を囲みながら広がる、メイヴの輪
収穫を終えたあとは、畑を管理する伊藤さんとその仲間の方々による、心温まる昼食の時間。
伊藤さんの手づくり料理が並ぶテーブルには、地元野菜のグリルや自家製のお惣菜などが彩り豊かに並び、自然と会話が弾みました。
都市から来たメンバーと、日々畑を支える生産者が同じテーブルを囲む——その光景には、まさに“ワインづくりは人をつなぐ文化”というMaeVinoの理念が重なります。
「ブドウを収穫するだけでなく、人と人がつながる時間になった。」
「屋上と畑、距離はあっても同じ“メイヴ”で結ばれていると感じた。」
そんな声が聞こえてきた1日でした。
そして明日は、収穫したメイヴの実を持って軽井沢の醸造所へ!


