屋上クラフトワイン

MaeVinoがつくる
クラフトワインプロジェクト

ー 都市からはじまる、新しいワイン文化 ー

都市そのものが、育て、つくり、味わうワイナリーになる。

MaeVinoは、未活用の屋上にぶどう畑を広げ、都市生活者が自らの木を育てる新しい文化を生み出します。その輪はやがて、農家や醸造家、レストラン、企業、そして街全体へと広がっていきます。屋上で育てたぶどうがワインとなり、都市のレストランで振る舞われる。
そのワインが人と人をつなぎ、街の景観や地域の誇りを形づくる。
都市がひとつのヴィンヤードとなり、日本のクラフトワイン文化が世界へ発信される未来をMaeVinoは描いています。

プロジェクト概要

屋上クラフトワインプロジェクトとは

都市の屋上を舞台に、ぶどうを育て、ワインをつくり、街を育む取り組みです。
屋上の一鉢から始まるワインづくりが、人と人、地域と地域をつなぎます。
「屋上から街を豊かにする」それがMaeVinoのクラフトワインプロジェクトです。

屋上栽培のメリット

①屋上は、害獣が少なく収穫量の最大化が狙える。

②地面がコンクリートなので病原菌が少なく、風通しが良いので病原菌が止まりにくい。

③日差しが強く、乾燥しやすい屋上の環境はワイン用ぶどうの栽培に適した環境。

屋上栽培を実現させた新品種

日本生まれの新品種「メイヴ」

都市の屋上で育ち、低農薬で実を結ぶ。そして、日本を代表するぶどう品種になりうる可能性を秘めた、未来のクラフトワインのためのぶどうです。

プロジェクトの活動計画

ぶどうのお手入れ(1月〜7月)
ぶどうの収穫(8月)
ワイン醸造(8月〜9月)

都市にいながら、ぶどうを育て、収穫し、ワインになるまでを体験できる。
MaeVinoは、そんな“街の中のワインづくり”を、都市の屋上から広げています。

屋上ワインぶどう畑の場所

現在、MaeVinoは東京都世田谷区と神奈川県川崎市の屋上を舞台にワイン用ぶどうの栽培と醸造を行っています。
今後、さらに屋上ワインブドウ畑を拡大していく予定です。ビル屋上の利活用を検討されている企業様がいらっしゃればぜひお問い合わせください。

東京エリア

世田谷区奥沢(自由が丘駅)の屋上でワイン用ぶどうの栽培を開始。

川崎エリア

川崎駅から徒歩7分の集合住宅の屋上でワイン用ぶどうの栽培を開始。

2025年活動記録

プロジェクト参加方法

都市の屋上でぶどうの木を育てるために、2つの参加プランをご用意しました。

ワインぶどうの苗木オーナー権

自分の鉢を1年間所有し、四季を通じてぶどうの成長を見守る特別な体験。月1回の手入れ交流イベントや収穫体験に参加でき、翌年には自分の名入りワインボトルが届きます。
“育てて、味わう”一年を都市の屋上で。

サポーターズクラブ会員

屋上で育ったぶどうから生まれるクラフトワインを味わいながら応援するプランです。
屋上栽培で収穫されたワインの試飲体験会に参加できる権利。
都市で育つワインを、いち早く味わうことができます。

当サービスは、遠方に在住しても参加可能です。
詳しくはこちらからご確認ください。

テレビ東京 ワールドビジネスサテライト

テレビ東京
奇跡のブドウで日本産ワイン【WBSクロス】|テレ東BIZ WBSクロス、今回のテーマは「奇跡のブドウで日の丸ワイン」です。肥料も農薬も使わずに育つという新種のブドウを都市部で栽培し、それを使った日本産ワインを広めようとス...

2025年8月19日放送にて東京ワインプロジェクトが紹介されました。
品種が見つかった背景から屋上プロジェクト、学術連携、提携ワイナリーでの委託醸造などが紹介されております。

学術連携
東京農業大学との連携

東京農業大学と歩む、栽培から醸造までの一気通貫支援

都市の屋上という特殊環境で、安定して上質なぶどうを育て、ワインとして昇華するには“科学的な裏付け”と“味づくりの視点”の両方が欠かせません。MaeVinoは、東京農業大学・本間准教授と連携し、屋上ヴィンヤードに最適化した栽培設計から醸造の要点まで、一貫した支援体制を築いています。

実績と知見

  • 糖度30度の達成実績
    高い成熟度(糖度)を狙った栽培法により、糖度30度を確認した事例があります。
  • ソムリエ資格 × 研究者
    本間准教授はソムリエ資格を有し、栽培要因が最終の味わいに与える影響についてのアドバイスを受領。
  • 屋上に最適化した技術
    根域制御/培地配合/灌水・施肥/樹勢管理/病害リスクの最小化など、都市屋上に特化した研究・実装ノウハウ。

本間准教授のご紹介

本間 裕人 准教授

東京農業大学
応用生物科学部 醸造科学科 微生物工学研究室